日本共産党の志位和夫委員長は28日、ツイッターで「国連社会権規約委員会は、生活保護について日本政府に対し『申請手続きを簡素化し、申請が尊厳をもって扱われることを確保する』こと、『(生活保護に関わる)スティグマ(恥の意識)を解消する』ことを求めている」と発信し「水際作戦や扶養照会をやめさせ『生活保障制度』に改めることは国際的要請」と制度利用の必要な人が利用しやすくなるよう改善が必要とした。
日本共産党は「生活保護制度」を『生活保障制度』に名称変更することも提案している。志位氏は「保護を受けるという表現も使わないようにしています。制度を利用するがよい表現だと思います。そのためにも『生活保障制度』に名称を変えましょう」とアピール。
志位氏は「制度を利用することを『恥』ととらえてしまうことをなくし、必要な人は誰でも、憲法に基づく制度として堂々と利用できるようにするため」と名称変更への共感を広めたい考えだ。(編集担当:森高龍二)