第100代総理指名選挙に立憲民主党の枝野幸男代表の要請に応じ、4日「枝野幸男」と投じた日本共産党の志位和夫委員長は、同日の記者会見で「野党共通政策、政権協力で大事な合意が確認されている。そういう流れの中で、先方から要請があった。首相指名の行動は当然の行動」と目指す政権交代実現へ連携協力の意思の強さをアピールした。
そのうえで、岸田内閣に関して「政治の中身からみても、人事からみても、9年間の『安倍・菅政治』を引き継ぐもので、政治の中身は変わらない」と変わらない政治・変われない自民を強調。
志位氏は、岸田総理・総裁が自民党幹事長に甘利明衆院議員を据えたことに触れ「『政治とカネ』の問題で大臣を辞め、国会にまったく説明責任を果たさないまま今日に至っている。そういう方を党のナンバーツーに据えたことに本質が表れている」とした。(編集担当:森高龍二)