政権選択・総選挙 19日公示、31日投開票

2021年10月05日 06:15

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第100代総理に就任した岸田文雄総理は4日の総理就任会見で、衆議院の解散・総選挙について、14日に解散、19日に公示、31日に投開票の日程で実施すると明言した

 第100代総理に就任した岸田文雄総理は4日の総理就任会見で、衆議院の解散・総選挙について、14日に解散、19日に公示、31日に投開票の日程で実施すると明言した。

 岸田総理は「10月21日に衆議院議員の任期が満了する。可及的速やかに総選挙を行い、国民から最新のご信任を頂いて国政を担っていく必要がある」とし「(コロナ感染の先行きは不透明)一刻も早く大型で思い切ったコロナ対策、経済対策を実現していきたい。そのためには岸田にお任せ頂けるのかどうか、判断を頂き、可能であるなら、国民の信任を背景に、信頼と共感の政治を全面的に動かしていきたい」と述べた。

 岸田総理は「臨時国会で所信表明、代表質問の後、今国会会期末の14日に衆議院を解散、19日公示、31日に総選挙を行う」との日程を決めたとした。

 岸田総理は国政選挙で投票率が低い要因について記者団に問われ、低投票率の一因には「国民の政治不信もあると思う」と率直に語り「国民の政治への信頼を取り戻していかなければならないと思っている。納得感のある説明をしていかなければならない」と述べた。

 安倍・菅内閣では森友・加計・桜を見る会と前夜祭、日本学術会議会員推薦任命拒否問題など、諸々の問題が国民の納得を得られる説明もないままになっており、加えて、公文書の改ざん・隠ぺい、廃棄、総理自身が国会で虚偽答弁を100回以上にわたり繰り返すなど、民主主義の根幹を揺るがす行為で、政府への信頼を大きく棄損してきた。これらの問題についても、納得感のある説明が引き続き求められている。(編集担当:森高龍二)