総選挙後の首班指名で勝ちたい 立憲・枝野氏

2021年10月06日 06:40

立憲民主党の枝野幸男代表は衆議院の解散・総選挙が14日解散、19日公示、31日投開票で実施の報を受け「衆院選挙を経て、その先に行われる特別国会こそは、この首班指名選挙で勝ちたい」と政権奪取に強い意欲を示し、勝利へ一致団結した戦いをアピールした。

 枝野氏は「この選挙は国民の命と暮らしを守るために選択肢になるだけでは足りない。しっかり政権をとらせていただかなければならない。そういう戦い」と強調。枝野氏は、アベノミクスは株価をあげただけだと指摘し、格差拡大を招き、消費不況を長引かせた。

 また安倍政権以降、新型コロナウイルス感染症拡大のリバウンドを繰り返した。また民主主義の根幹である公文書の改ざんを行ってきたことなど、安倍・菅政権で失われた『まっとうな政治』を取り戻すとした。

 国会は岸田文雄総理の所信表明を受けた代表質問が11日から予定されている。枝野氏は「全力で国民の皆さんが思っている疑問と私たちならどうするかという明確な政権政策を掲げて論戦に挑む」と岸田・自公政権と対峙する政権選択になる政策を提示する考えを述べた。枝野氏は「大事な、大事な、たたかいのスタート」と選挙戦モードに入った。(編集担当:森高龍二)