立憲民主党は「女性の声で社会を変えよう、変える力があります」と国政、自治体選挙問わず、通年で女性候補者の公募を始めた。
西村智奈美幹事長は党HPでの公募特設サイトで「政治家になるために必要なのは理不尽に苦しむ人たちを1人でも救いたい、社会をよくしたいという熱意です。どうぞ勇気をもって『公募』の扉をたたいてみてください。立憲民主党があなたの熱意を支えます」と呼び掛けている。
女性を先行公募する理由について泉健太代表は「真に男性も女性も伸び伸びと生活できる日本にしていく、そのために立憲民主党も力になりたい」といい、西村幹事長は「(男女同時公募では)自分に対して向けられている公募という実感はなかなか得られにくいのではないか。まさにあなたにやっていただきたいという思いを女性に強く届けるために女性公募を先行した」と先行理由をアピールした。
立憲では選考通過後は都道府県組織や家族などの関係者との調整や研修会、実務的なフォローアップまで政治家への歩みを後押しする考えだ。
夏の参議院選挙では全国比例代表に辻元きよみ前衆院議員で元副代表を擁立することについて西村幹事長は記者団から公認理由を問われ「これまでの経験、識見など総合的に勘案して公認した」と語った。辻元氏は、蓮舫参院議員らとともに「立憲の顔的存在」になっている。(編集担当:森高龍二)