コロナ禍でも楽しめるプチ・トリップ。今だからこそ楽しみたい、地域と地元のプチ・トリップ

2022年02月23日 09:13

ハニーチョコアップルパイ①

自家用車で出かけ、地元の美味しいものを食べに行ったり、買いに行ったりする、日帰りのプチ・トリップが人気を集めているようだ

 緊急事態宣言こそ発出されていないものの、都市部を中心に多くの都道府県で、まん延防止等重点措置が出されている中、旅行やレジャーは気が引けてしまうという人も多いだろう。コロナ禍も2年を過ぎ、多くの施設で感染防止対策が備えられているといっても、未だオミクロン株が猛威を振るっている中で、心から楽しむのは、なかなか難しいものだ。

 そんな中、自家用車で出かけ、地元の美味しいものを食べに行ったり、買いに行ったりする、日帰りのプチ・トリップが人気を集めているようだ。自家用車ならば、他人との接触も極力回避することができるし、急な予定変更などにも対応しやすい。また、ドライブの途中で見つけた穴場にも立ち寄りやすい。知ったつもりの地元でも、新しい発見はまだまだ多いはずだ。何より、美味しいものを食べれば、ストレスも吹き飛ぶだろう。
 
 関東近郊なら、茨城県土浦市の土浦魚市場食堂などが人気だ。常磐道桜土浦インターから車で約5分の立地にある土浦魚市場食堂は、魚市場に併設された食堂で、毎週土曜になると、メバチマグロやキハダマグロ、ビンチョウなど種類豊富なマグロの刺身がなんと1050円で食べ放題になる。ご飯と味噌汁もおかわり自由なので、家族で出かけても大満足できること請け合いだ。

 また、朝市などに出かけてみるのも面白いのではないだろうか。昭和3年に開設された歴史ある直売所で、日本初の欧式マルシェとしても知られる鎌倉市農協連即売所では、当日の朝に収穫したばかりの、超新鮮な、旬の鎌倉野菜が所狭しと並ぶ。 生産者自らが販売も行っているので、品質も味も保証付き。地元鎌倉の人はもちろん、都内からも多くのプロのシェフや料理人たちが、美味しい野菜を求めて通うという。

 関西圏も負けてはいない。関西の食文化といえば、食いだおれの町・大阪や、京都の和食や和菓子のイメージが強いが、他にもその地域でしか味わえない味覚が豊富にある。

 例えば、滋賀県の大津市にある石山寺の門前にある、叶匠壽庵石山寺店では、石山詣に訪れた人たちに昔から親しまれていた「石餅」がある。石餅は、石山寺の寺名の由来となった巨石を模した和菓子で、

 白餅と蓬餅をねじり合わせた上に小豆餡をのせたシンプルな和菓子。この石餅には、無病息災と固い絆を結ぶといわれて食されたという伝承が残っているそうで、しばらく作り手が途絶えていたが、伝承をもとに叶匠壽庵が百年の時を経て復活させたという曰く付きの和菓子なのだ。福徳や縁結びで知られる石山寺にお参りもかねて、カップルにも人気のスポットとなっている。

 また、岡山県で人気なのが、苫田郡鏡野町にある、山田養蜂場直営のお菓子工房ぶんぶんファクトリーだ。山田養蜂場といえば、日本の代表的な養蜂企業。質の良い蜂蜜をはじめ、ローヤルゼリーやプロポリスなどの健康食品、さらにはミツバチ由来のコスメ商品などでも注目を集めている。そんな山田養蜂場が営むぶんぶんファクトリーの人気商品といえば、工房内の専用オーブンで焼き上げられる「ハニーアップルパイ」だ。リンゴの代表的品種「ふじ」(青森県産)を使用し、オレンジ蜂蜜(メキシコ産)のハニージュレやハニーカスタードクリームがたっぷり入ったパイ生地は、サクサクとした食感とじゅわっとあふれる抜群の食感が味わえる。ちょうど今なら、ハニーアップルパイをビターチョコレートでコーティングした「ハニーチョコアップルパイ」が4月中旬まで販売されているので、岡山でプチドライブする際にはぜひ、ルートに加えたいところだ。

 ここに紹介した以外にも、少し探せば今まで知らなかった、地元や地域の穴場スポット、隠れグルメはたくさん見つかるだろう。これから春に向けて、外に出たくなる季節。感染や密に気を付けつつ、地元を発掘して、プチ・トリップを楽しんでいただきたい。(編集担当:藤原伊織)