立憲民主党の西村智奈美幹事長は3日のWeb代議士会で、問題山積の中で会期3日で終える臨時国会に強い怒りを示した。西村氏は安倍晋三元総理の「国葬儀」についても「個人としては反対だ」と繰り返し明言し、反対している。
西村氏は「国会がわずか3日で、本当に与党は国会の意味を分かっているのかと、憤りをもって会期の初めの日を迎えた」とした。
そのうえで「物価高、コロナ、国葬問題、旧統一教会問題、通信事業者の大規模通信障害やオリンピック委員会理事の金銭受領問題など、この疑惑、問題を質さずして一体、何のための国会なのか」と怒りを隠さなかった。
西村氏は「政府与党は都合の悪いことからすぐに逃げる」と批判。「国民の皆さんが忘れるのを待っている。それでいいという事なんでしょうか」と非難。「そういうことを繰り返してきたから、日本の政治が、これほどまでにダメになってしまった」と述べた。
西村氏は「私たちは会期の延長、閉会中審査、徹底的に、これからも求めて行かなくちゃいけないと思っている」と本来の野党らしさをやっとのぞかせた。「形式的な3日間の会期で逃げられると思ったら大間違いだということをしっかり主張していきましょう」と呼び掛けた。(編集担当:森高龍二)