マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングが9月1日から5日にかけて、中学生を除く全国の15歳から69歳までの男女各1000人を対象に行った2011年スポーツマーケティング基礎調査で「なでしこジャパン」のファンが3909万人と3600万人台に留まる日本のプロ野球ファン数を上回ったことが分かった。
なでしこジャパンのファンは、プロ野球球団で最も多くのファンを有する読売ジャイアンツの3.96倍に相当する。女子ワールドカップでの活躍による注目度の高さを伺わせている。
基礎調査によると、日本のプロ野球ファンは2008年には4491万人いたが、2009年に3780万人、2010年に3353万人と落ち込み、2011年に3685万人に若干盛り返した。球団別では読売ジャイアンツが987万人、阪神タイガースが702万人と2球団で野球ファンの45.8%を占めていた。
一方、「なでしこジャパン」のファンは3909万人にのぼった。また、サッカー日本代表ファンは2008年の3279万人から毎年右肩上がりを示し、2011年には4717万人とプロ野球のファン数に比べ1000万人以上の差をつけていることも分かった。
(編集担当:福角忠夫)