自民党派閥による政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)疑惑による政治不信拡大に関して、立憲民主党の蓮舫参院議員は「自民党が起こしている政治とカネ疑惑。自民党若手から党改革の声が上がらないのも同じ穴の狢だからでしょう。『政治』不信でなく『自民党』が法と税制の枠外で好き放題している結果の政治不信です。企業団体献金にも政治資金パーティーにも頼らずに政治活動をしている私や仲間にとって迷惑です」とXで発信した。
合わせて、自民党安倍派の大塚拓衆院議員(埼玉9区)の政治団体が政治資金パーティーを催したことに「すごいな、この感覚。だから自民党は変わらない」と政治資金パーティーをめぐる問題で自民党内でも自粛ムードの中、25日夜に都内で政治資金パーティーを開いた感覚に唖然とするつぶやき。このパーティーには松本剛明総務大臣も出席していた。
自民党派閥の政治資金パーティーを巡っては東京地検特捜部から自民党幹部がそろって任意の聴取を受け、池田佳隆衆院議員、大野泰正参院議員の関係先に家宅捜索が入った。立憲の泉健太代表は27日、安倍派のキックバック、裏金作り疑惑問題に「裏金文化の中で選挙に勝ち、基盤を作り、後援会を広げてきた可能性もある」と厳しく追及していく考えを示した。(編集担当:森高龍二)