4月28日投開票で実施された衆議院補欠選挙「東京15区」で9人乱立の中、初当選を果たした立憲民主党の酒井なつみ議員が1日初登院した。「有権者の皆さんの『今の政治を変えてほしい』『まっとうな政治を実現してほしい』という願いにしっかり応えていきたい」と議員の重みをかみしめていた。
酒井氏は「立憲民主党は今回、3つの補選(東京15区、島根1区、長崎3区)に勝ったが、野党第1党としての期待がそれだけ集まった結果であり、政治資金規正法の改正とか、透明性の高い、まっとうな政治を実現していく」と政治とカネの問題へ、議員として有権者の負託に応えていく姿勢を強調した。
酒井氏は福岡県北九州市出身。都内の総合病院「産婦人科」で看護師として勤務し、助産師資格を取り、医療現場に従事後、江東区区議会議員を2期。その後、江東区長選挙に出馬も次点で落選。今回。国政選挙で当選を果たした。酒井氏は「看護師・助産師として12年間医療現場で働いてきた。この専門性を活かし、医療や保健、福祉、子育て、教育、社会保障制度改革などに取組んでいきたい」としている。(編集担当:森高龍二)