『赤いきつねと緑のたぬき』の戦いではない

2024年06月18日 06:42

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都知事選挙は40人が出馬意向で、20日告示「舌戦」の火ぶたが切られ、来月7日に投開票される。

 野田佳彦元総理は17日、ブログで政治とカネにまつわる議論で最終決戦になる「党首討論」と首都決戦(知事選挙)に出馬表明している蓮舫参院議員と小池百合子知事について綴った。都知事選挙は40人が出馬意向で、20日告示「舌戦」の火ぶたが切られ、来月7日に投開票される。

 その知事選について、野田氏は「ステルス作戦で現職を応援する自民党は蓮舫さんを革新扱いしていますが『赤いきつねと緑のたぬき』の戦いではありません」と小池氏のカラーイメージ(緑)と革新扱いと蓮舫氏を赤イメージにしていることを踏まえ、赤と緑の戦いではない旨を綴った。両氏とも18日に公約発表のもよう。都民が誰を選ぶのか、40数人それぞれどのような公約で都民に支持を訴えるのか、熱い戦いになりそうだ。

 一方、国政では党首討論が3年ぶりにある。野田氏は「次期衆院選を強く意識する中の終盤国会という局面で、討論の成り行きによっては内閣不信任決議案提出の契機となるかもしれない」と書いている。

野田氏は「私が総理の時、安倍(晋三)元総理(故人)とは『火花散るような真剣勝負』が出来た。岸田(文雄総理・自民総裁)VS泉(健太立憲代表)にも堂々の論戦を期待したい」と真剣勝負の討論になることに期待を寄せている。(編集担当:森高龍二)