厚生労働省が資本金10億円以上で従業員1000人以上の企業のうち、労働組合のある企業を対象に夏季一時金の妥結額が把握できた380社の平均妥結額をまとめた結果、74万7187円となった。
これは前年に比べ3万5297円、率にして4.96%のアップで、アップ率は平成4年以降で最大幅になった。
また産業分野別では化学が86万9527円と最も高く、精密機械(85万895円)、電力・ガス(84万6352円)、自動車(80万7048円)などが80万円台になった。
一方、建設(59万2973円)、サービス(52万920円)は前年より6.58%、9.45%の高い伸びをみせたものの50万円台にとどまっていた。
(編集担当:福角忠夫)