三菱電機は、成田国際空港から、国内最大規模となる約100台・340面のデジタルサイネージシステムを受注したことを29日に発表した。
今回三菱電機が今回受注したデジタルサイネージシステムは、46型24面(330インチ相当)液晶マルチ大画面表示装置2台2セットをはじめ、180度凹型湾曲パノラマビジョン(オーロラビジョンOLED)1台、タッチパネル式液晶ディスプレイなど、合計端末台数約100台340面。第1、第2旅客ターミナルビルの出発ロビーや到着ロビー、店舗エリアなどに設置され、2012年3月から一部の運用を開始する。尚、目地のない滑らかな曲面が特長の180度凹型湾曲パノラマビジョンは、有機ELパネルを採用した大型映像装置としては世界初となる。
成田国際空港は利便性のさらなる向上を目的としてターミナルビル内施設の改善を推進しており、そんな中で利用者に対する分かりやすい情報提供や効果的な広告利用を目的とし、デジタルサイネージシステムの整備を進めている。