立憲民主党は30日、党HPで自民党派閥の裏金問題の真相解明へ「同日の衆院予算委員会で清和政策研究会(旧安倍派)の元事務局長・松本淳一郎氏の参考人招致について採決が行われ、賛成多数で議決されました」と紹介。
「松本氏は旧安倍派の会計責任者であり、派閥内の裏金問題に関連し、昨年10月に政治資金規正法違反で有罪判決を受けています。同氏は公判内で『(パーティー券収入のキックバックについて)一度中止が決まったが、派閥幹部の指示で再開した』趣旨の発言をしており、立憲民主党はかねてから参考人招致を求めていました」とコメントしている。
参考人招致の日程については安住淳衆院予算委員長に一任され、2月中旬に出席要請する意向という。ただ、参考人招致に応じるかどうかは本人次第ということから、応じない可能性が高いとされている。
その場合、衆議院としては証人として出頭を求める議決を行い、『証人喚問』するしかない。正当な理由がなく出頭に応じない場合は罰則がある。今回の裏金問題の「再開」に至った経緯を知る事務方責任者として、参考人として出席し、説明することが強く求められている。(編集担当:森高龍二)