自民党の政治文化の根っこ部分を垣間見せられた

2025年03月15日 10:42

 石破茂総理が今月3日の自民党所属衆院議員で当選1回目の15人と会食した際、会食に先立ち出席議員の事務所にお土産として1人10万円の商品券を贈っていた事案に関して、立憲民主党の野田佳彦代表は「ある種、自民党の政治文化の根っこの部分を垣間見せられたような気がする。クリーンな政治家と思っていた石破さんですら、こういうことを日常的にやっていたとするなら、これぞ自民党と思い知った」と落胆を隠さなかった

 野田氏は「(石破総理は)政治改革に熱心な政治家の筆頭格だったし、選挙制度問題だけでなく、政治資金規正法問題でも長年にわたって論陣を張ってきた人なので、お金の使い方の感覚もきちっとした人だろうと思っていたので、こういう感覚だったとするなら、非常にがっかり」と失望感がありあり。

 野田氏はお土産に10万円の商品券について「これがある種、自民党の感覚なのかな。安易にお金を使いすぎている。法に抵触する可能性も含めて、巨額のお金を使っている。それは安易に集めているということもあるのではないか、というある種、自民党の政治文化の根っこの部分を垣間見せられたような気がする」と語った。(編集担当:森高龍二)