北朝鮮弾道ミサイル「変則軌道で飛翔の可能性」

2025年05月09日 06:14

 北朝鮮が8日午前8時~9時台にわたり東岸付近から複数発の弾道ミサイルを北東方向に向けて発射した事案について、政府は続報で「発射された弾道ミサイルのうち1発は、本日9時20分頃発射され、最高高度約100km程度、約800km程度飛翔し、落下したのは朝鮮半島東の日本海で、我が国の排他的経済水域(EEZ)外と推定している」とした。

そのうえで「当該弾道ミサイルは変則軌道で飛翔した可能性があり、引き続き分析中」としている。

 政府は「これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすもの。このような弾道ミサイル発射は関連する安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題」とし「我が国として北朝鮮に対し厳重に抗議し、強く非難した」としている。

 聯合ニュースは同日午前11時14分アップの電子版で「韓米情報当局は北朝鮮のミサイル発射準備の動きを事前に捉え、発射時に即時に探知して追跡した。韓国当局は米国や日本とも関連情報を緊密に共有し、ミサイルについて分析している、という」と報じた。(編集担当:森高龍二)