蓮舫氏 立憲が参院選比例区公認候補に決定

2025年06月25日 07:11

 立憲民主党は24日の党常任幹事会で元行政刷新担当大臣、少子化担当大臣で論客として活躍してきた蓮舫元参院議員を7月20日実施の参院選挙比例区の公認候補に決めた。

 小川淳也幹事長は同日の記者会見で、蓮舫氏について「あれだけの知名度、実績、今回の都議選においても相当、東奔西走していただき、一定成果につながった」と高評価。

 そして「蓮舫氏の資質・能力をいかんなく『全国比例候補』として北海道から沖縄まで走り回っていただき、果敢な貢献を期待している」と熱いエールを送った。

 また、「この参院議員選挙は事実上の『政権選択選挙』というに尽きる」と重要性をアピール。小川氏は「野党で改選過半数をめざす」とし「できうれば全体での過半数を頂ければ、ガソリン税減税や食料品の消費税率ゼロ%、企業団体献金見直しなどなど、実現・実行するための『政権選択選挙』との思いで全力投球したい」とした。

 大串博志選挙対策委員長は「野党で改選議席の過半数を確保する」目標をあげ「1人区は特に力を入れていかなければ、選挙全体を左右することになる」とした。また「物価高対策をみなさんに訴えていくことが大事と思っている」と語った。

 蓮舫氏は先の都知事選に出馬し、得票数3位だった。全国レベルでの知名度や人気度は根強く、参院選挙区、特に1人区激戦地への遊説での集客が期待されている。(編集担当:森高龍二)