野田氏がガソリン暫定税率廃止実現へ強い使命感

2025年08月03日 06:54

 衆参「少数与党」での臨時国会が1日始まった。立憲民主党の野田佳彦代表は同日の会見で「衆参ともに少数与党となり、初めての国会。しっかりした足跡を残したい」と述べた。

 特に先の国会から宿題になっている「ガソリン暫定税率の廃止」について、野田氏は「先の通常国会の終わりに衆院では通過したが、参院で廃案になった。しっかりと民意を踏まえ、改めて11月1日の実施内容で野党共同提出する」とした。

 そのうえで「実務者協議で年内になるべく早く実施できるように努力していきたい。来週の予算委員会で石破総理に実施の確約を求めていく」と「参議院においても少数与党実現で必ず実現」とさきの選挙でも訴えてきただけに、実現へ強い使命感を伺わせた。

 今回の協議には与党も入る。野田氏は「与党が力を貸すということは政府が力を貸すということ。情報も出してもらいながら、ともにまとめていくことは大事。年内の早い時期に実施する。財源も知恵を出し合っていく」と語った。(編集担当:森高龍二)