野田佳彦総理は15日開かれた参議院本会議代表質問で輿石東民主党幹事長の質問に答え国民の生活が第一という民主党の政治を実現することへの期待により、政権交代が実現したとし「希望と誇りある日本の再生を成し遂げる決意でいることを改めて表明する」とした。
また、マニフェストについて「マニフェストは国民との約束であり、その理念はしっかり貫いていく」と強調した。
また、エネルギー政策については「エネルギー基本計画を白紙から見直し、来年夏をメドに新しいエネルギー環境戦略を打ち出す」とした。
原発事故による放射性物質の除去については「住民の不安を取り除くとともに、復興の取り組みを加速するためにも飛散した放射性物質の除去は喫緊の課題。特に、子どもが安心して生活できる環境を取り戻すことが重要であり、学校、公園など子どもの生活環境を徹底して除染していく」と述べた。
(編集担当:福角忠夫)