IMF専務に財政リスク手当に安心されたと総理

2025年11月25日 06:30

 高市早苗総理は23日、G20出席後の会見で「グローバル・サウス諸国含め60を超える国と国際機関が集う中で多くの首脳と直接お会いすることができ、大変有意義な訪問となった。特にIMF専務理事からは総合経済対策のパッケージをまとめたことにお祝いの言葉を頂き、IMFの方で詳細を読み込まれた上で、財政上のリスクも手当されており安心しているというコメントがあった」と紹介した。

 高市総理は「G20サミット参加を機会に英国、ドイツ、インドとの間で2国間会談を実施した。『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、安全保障協力や経済安全保障分野で緊密に連携していくということで一致した」。また「南アフリカとの間でも2国間会談を実施し、G20サミットの成果を踏まえ、協力を推進していくことで一致した」とした。

 また「ウクライナの和平に関する関係国首脳会合にも出席した」とし「最近出された米国提案についても議論した。ウクライナ及び米国と緊密に連携していくことを確認した。また、韓国、エジプト、フランスなどの首脳に加え、IMF(国際通貨基金)専務理事や世界銀行総裁など、いくつかの国際機関代表者とも懇談を行った」と語った。(編集担当:森高龍二)