高市早苗総理は25日、トランプ米大統領と電話会談した。トランプ氏からの申し出によるもの。総理は「トランプ大統領からは、いつでも電話してきてほしいというお話がございました」と信頼関係での距離感を強調した。
会談後の会見で高市総理は「日米間の緊密な連携を確認できた」とした。ただ「会談内容は外交上のやりとりであり、詳細については差し控えさせてください」と語らなかった。
高市総理は「トランプ大統領が訪日された時のことを報道したアメリカの新聞にサインをしたものを送ってきてくださったことへのお礼とウクライナ和平に関する米国の取組みへの評価についてお伝えした」と冒頭に話した。
そのうえで「日米同盟の強化やインド太平洋地域が直面する情勢や諸課題について、幅広く意見交換を行った」とし「トランプ大統領からは、昨晩行われた米中首脳会談を含む最近の米中関係の状況について説明がございました。あわせてG20の様子について尋ねられたのでお答えをいたしました。現下の国際情勢の下で、先般のトランプ大統領の訪日に続き、日米間の緊密な連携を確認できたと思います」と述べた。(編集担当:森高龍二)













