今回のニュースのポイント
17日の東京株式市場で、日経平均株価は前場を前日比2,939円06銭安の6万3,896円48銭で終えました。9時の取引開始時点では6万6,339円でしたが、その後は急速に下げ幅を広げ、9時45分には6万4,158円まで下落しました。いったん6万4,800円台まで戻す場面もあったものの買いは続かず、前引けにかけて再び下値を探る展開となりました。ドル/円は162円42銭近辺で推移しており、為替の変動よりも投資家心理の悪化と売り圧力の強さが前場の相場を左右したとみられます。
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取引開始前の警戒感を引き継ぐ形で、日経平均は前日終値を下回る6万6,339円で本日の取引を開始しました。寄り付き直後から売り注文が急速に強まる展開となり、9時15分には6万4,799円、9時30分には6万4,511円、さらに9時45分には6万4,158円へと、短時間のうちに下げ幅を拡大しました。前日終値の6万6,835円54銭と比較すると、9時45分時点では一時2,600円を超える大きな下落となっており、市場全体に急ピッチな調整への警戒感が広がることとなりました。
下落が一服した局面ではいったん自律反発を期待した買い戻しが入り、9時55分には6万4,805円まで値を戻しました。さらに10時15分には6万4,907円まで戻す場面が見られたものの、節目の6万5,000円台を回復するまでには至りませんでした。買い戻しの一巡後は再び売り圧力を浴びる格好となり、10時35分には6万4,301円、11時10分には6万4,127円と、じわじわと下値を切り下げる展開となりました。一時的な上昇局面において買いが持続しなかったことから、前場の市場では押し目買いの動きを戻り売りの勢いが上回っていたと考えられます。
日経平均は結局、前場の安値圏となる6万3,896円48銭で取引を終えました。前日比の下げ幅は2,939円06銭に達し、朝方の取引開始時点からの比較においても2,400円を超える下落となりました。前場中に複数回にわたって自律反発を試みる動きは見られたものの、最終的には6万4,000円の節目をも割り込んで前引けを迎えました。短時間で激しく上下する神経質な値動きとなっており、参加者が下値の目安を慎重に見極めようとしている状況がうかがえます。
外国為替市場では、前引け時点のドル/円相場が1ドル=162円42銭近辺での推移となりました。為替相場に突発的な変動が見られない中で株式市場の売りが加速していることから、今回の急落は為替要因だけでは説明しにくい側面があります。前日の大幅下落に続いて、株式市場では損失回避を優先したポジション調整や、保有資産全体の圧縮を目的とした売りが先行した可能性が指摘されます。為替が落ち着いた推移を見せる一方、株式市場の需給要因による値動きの不安定さが浮き彫りとなっています。
午後の取引となる後場の焦点は、日経平均が心理的節目である6万4,000円台を再び回復できるかどうかに集まります。前場の取引では反発局面での戻りの鈍さが意識される展開となったため、仮に下値で買い戻しが入った場合でも、その動きが持続性を持って推移するかを見極める必要があります。一方で、前引け時点の水準を下回って推移するようであれば、下値警戒感が一段と強まることも想定されます。週末を前にしたポジション調整の動きが後場も続くのか、それとも売り一巡後の本格的な自律反発が見られるかがポイントとなりそうです。
17日前場の日経平均株価は、前日比2,939円06銭安の6万3,896円48銭と安値圏で取引を終えました。寄り付きから売りが先行し、取引時間中に買い戻しを試みる局面もあったものの、その戻りは限定的なものにとどまりました。為替相場が162円台で比較的落ち着いた値動きを維持していることから、前場の株安は投資家心理の慎重化や需給面の売り圧力が主な要因になったとみられます。後場は再び6万4,000円台を維持できるか、また売り一巡後の買い戻しの動きが持続するかが注視されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













