キリンビールは、発売10周年を迎えた「キリンチューハイ 氷結」が、2001年7月の発売以来、2011年6月末までの累計販売本数が70億本を突破(250ml缶換算)したと発表した。累計販売本数70億本突破は、RTD(栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料)市場の商品では初めて。同商品は圧倒的な支持によりRTD市場を牽引している。
3月にリニューアルした「氷結スタンダード」シリーズは、主力フレーバーである「氷結レモン」、「氷結グレープフルーツ」が約2割増と上半期も好調に推移。7月13日には「キリンチューハイ 氷結 ゴールデンパイナップル」を期間限定で新発売し、一層のブランド強化を図る。また、同じくリニューアルした「氷結ストロング」シリーズも、上半期プラス着地。新しい提案として、9月28日に甘くない柑橘フレーバーの「キリンチューハイ 氷結ストロング ドライライム 糖類ゼロ」を期間限定で新発売する。
さらに20代から30代のRTDユーザーをターゲットにして6月29日に新発売した「氷結やさしい果実の3%」シリーズの初回出荷量も36万ケース(250ml缶換算)を上回り、順調にスタートしている。
今後も同社は、新規フレーバーを発売するなど、ユーザーのニーズをとらえた既存の枠にとらわれない商品展開と一層のブランド強化を図ることで、RTD市場における存在感を高めていくという。