マルエツは24日、今夏の電力需要のピーク時における節電対策を発表した。全259店舗および本社、関係会社などにおいて、7月1日~9月22日の約3ヵ月間(6月20日~6月30日を試用期間として実施中)に実施し、ピーク時の電力消費を15%以上削減(昨年比)することを目指すという。
発表によると、節電対策を実施する期間は具体的な実施内容は、「主通路500ルクス」「レジ周辺700ルクス」などの独自の照度基準を設けた上で、約3分の2の照明の電力を削減することや、一部をLEDへと変更することなどが挙げられる。さらに、冷ケースにおけるキャノピー照明以外の全消灯や、コーナーサイン、ネオンサイン、スポット器具などは全消灯、広告塔やサインポールの午後8時まで消灯、外灯や駐車場などの照明の午後7時までの消灯。その他、空調に関しては温度計による実温管理によって28℃で運用し、店舗ごとの導線を考慮した上でのエスカレーターの停止、トイレの温水洗浄便座の水流以外の停止しなどを実施する。
また、従業員の服装基準を一時緩和し、店舗では襟のある無地のポロシャツとコットンパンツを着用可能とし、本社でも、従来のクールビズ対応(ノーネクタイ)からさらに、襟のある無地のポロシャツとコットンパンツ、カジュアルシューズを着用可能とする。