下水処理場放射性物質検出で17日に検討会設置

2011年06月16日 11:00

 東京電力福島第一原発事故の影響を受け、下水処理場で放射性物質が相次ぎ検出されている問題で、国土交通省は木村英雄日本原子力研究開発機構安全研究センター廃棄物安全研究グループ研究主幹ら、専門家からなる検討会を17日に立ち上げ、対策について検討をはじめる。

 検討会は木村氏のほか、楠田哲也北九州市立大学国際環境工学部教授、佐藤弘泰東大大学院新領域創成科学研究科准教授、杉浦伸之近畿大学原子力研究所教授ら8人からなり、初会合では約2時間にわたり、現況把握から今後の方針などについて話し合う。(編集担当:福角忠夫)