東日本大震災とその後の余震による死者は遺体が確認されただけで10日現在、1万5405人と前日より4人増えた。行方不明者は8095人、負傷者は5365人になっていた。
警察庁緊急災害警備本部がまとめた。それによると津波による犠牲者が多く含まれ、居住地から離れた場所で遺体が発見されたり、損傷しているなどから、身元確認が困難な状況で、10日現在、およそ2000体は身元確認ができていないという。
このため、指紋やDNA鑑定資料、歯牙形状の採取を徹底するとともに、県警のHPに身元不明者の遺体の身体的特徴や発見された時の所持品などを掲載し、情報提供を呼びかけている。(編集担当:福角やすえ)