健康食品試買調査で8割以上に不適正表示

2011年06月09日 11:00

 東京都は平成22年度健康食品試買調査の結果を8日までに公表した。店舗販売で試買した85.27%の商品、ネット通販で試買した85.71%の商品に不適正な表示や広告が発見されていた。

 都の試買調査によると、販売店で購入した88品目中、75品目で、また、インターネット通販で購入した63品目中54品目で不適正な表示や広告が見られたとしている。

 健康増進法上の不適正な表示では「メタボ対策に有効」「痛みをとり、軟骨再生。関節炎を元から治す」などが。また、景品表示法上の問題表示では「これ以上のダイエット成分は一生出てこない」などの表示があったとしている。(編集担当:福角やすえ)