全国高等学校長協会と日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、文部科学省、厚生労働省が来春高校を卒業する生徒の採用選考開始について検討会議を開き、平成２６年３月に高校を卒業する生徒等の採用選考開始期日を取りまとめた。
９月１６日を企業による選考開始日とし、採用内定開始がこの日から始まる。検討会議では６月２０日にハローワークによる求人申込書の受付が始まり、７月１日から企業による学校への生徒の求人申込み、学校訪問が始まり、９月５日に学校から企業への生徒の応募書類の提出が始まる。（沖縄のみ８月３０日から）。
文部科学省によると、今春については１０９万５０００人が卒業予定で１９万１０００人が就職を希望。１５万８０００人が内定しているという。就職希望者の中に占める内定者は昨年１２月末時点で８２．８％と前年同期に比べ２．４％改善された。
男女別では男子８６．１％、女子７８．２％といずれも１．７ポイント、３．６ポイント増加した。都道府県別では就職内定率の高い順に富山県（９３．７％）、石川県（９２．３％）、岩手県（９１．１％）、山形県（９０．８％）、佐賀県（同）の順。
逆に就職内定率が低い順では沖縄県（５５．８％）、和歌山県（７１．６％）、北海道（７３．２7％）、大阪府（７４．３％）、神奈川県（７５．７7％）だった。（編集担当：森高龍二）
