流通加工業者が国産野菜に最も求めているのは「価格の安定」と「安定供給」であることが農林水産省の流通加工業者モニター1650人を対象とした意識・意向調査で分かった。今年1月下旬から2月上旬にかけて実施され、1025人が回答を寄せた。
それによると、回答者の33.6%が「価格の安定」を求め、32.1%が「数量の安定供給」をあげた。また、地元産であること(27.8%)や外国産より味がいいこと(19.6%)を求める回答も多かった。
一方、2、3年前に比べ、国産野菜を使うことが増えたかどうかについての問いでは、47.6%は「ほとんど変わらない」と回答していたが、12.3%が「増えた」と回答した。34.8%は無回答だった。
(編集担当:福角忠夫)