環境に対する意識の高まりによって、あらゆる企業活動を行う中で環境やエコを意識した取り組みが必要とされている。そんな中、富士重工業は11日、国内のスバル全特約店と全拠点で「エコアクション21」の認証を取得した。
「エコアクション21」は、事業者の環境に対する取り組みを促進するとともに、その取り組みを効果的・効率的に実施するため、環境省が策定したガイドラインに基づいて認証・登録を行う制度である。同制度の中央事務局によって認証・登録されると、その証として同制度のロゴマークが使えるようになる。
富士重工業は「第4次環境ボランタリープラン2007~2011年度」において、国内スバル特約店の環境に対する取り組み強化を目指し、「エコアクション21」の認証取得を積極的に奨励、支援し、2009年1月より順次認証取得を進めてきており、今年3月に全特約店と全拠点での認証取得を完了した。メーカー系自動車販売店の全特約店・全拠点が「エコアクション21」の認証を取得したのはスバルが初めてである。
今回の発表において同社は、昨今の環境問題に対する意識の高まりとともに、企業活動における社会的責任および役割を認識し、今後も製品開発から調達、生産、物流、販売に至る事業活動のあらゆる段階で環境に対する取り組みを推進するという決意を伝えている。