農林水産省は放射性物質が検出された野菜の廃棄方法について、12日、「すき込みや焼却は望ましくない」。「刈り取りをして、一箇所に集めて保管するように」と生産者に協力を求めた。
保管後の処分方法については「協議中で、しばらく待ってほしい」としている。
農水省では、現時点では放射能レベルが明確でないものもあるため、不要な再拡散を避けるため、刈り取ったものは一箇所に集めて保管すること。
刈り取っていないものは、刈り取ってから一箇所に集めて保管し、刈り取った後は耕運などの農作業を行っても差し支えない(稲の作付け制限地域を除く)としている。
焼却については市町村などが行う廃棄物収集での焼却を含めて、放射性物質が検出された野菜の焼却はしないよう求めている。(編集担当:福角忠夫)