富士経済は歯磨きや口臭予防など口腔ケア用品(6品目)の2010年市場が1172億円となり、前年より2.9%増加。2011年はさらに33億円増加し、1205億円市場になる見込みと発表した。
富士経済によると「口腔ケア用品で最大の市場規模の歯磨は歯周病予防、美白、虫歯予防の訴求商品がそれぞれ堅調で、2010年は口臭予防を訴求した薬用ピュオーラ(花王)やクリアクリーン チェンジ(花王)が好調だった。洗口液も口腔ケアに対する意識や関心の高まりなどで年率3%から4%増で推移。義歯安定剤や義歯洗浄剤も高齢化の進展に伴って市場が拡大している」とし、2011年も口腔ケア用品はプラス成長するとみている。
(編集担当:福角やすえ)