各社、それぞれのフィールドで環境配慮型製品を開発

2011年02月22日 11:00

 ネットワーク機器メーカーのアライドテレシスは、ギガビットイーサネット・スマート・スイッチ「CentreCOMGS948S V2」の出荷を2月23日より開始する。

 「CentreCOM GS948S V2」は、省エネ法基準値を達成したエコ・フレンドリー製品で、リンクダウン中のポートの電力消費を自動的に抑制する省電力モード、切替スイッチによりポートLEDを消灯することができるエコLED、接続されたUTPケーブルの長さを自動的に検出し、1000Mbps接続時に消費電力を抑制するケーブル長省電力など、豊富な省エネ機能を搭載している。

 また、ファミリーマートは環境配慮型プライベートブランド「WeLove Green」より新たに文房具商品5種類を1月25日から順次、全国のファミリーマート店舗約8,100店で発売している。「We Love Green」商品は、1999年に「この地球に生きている一人ひとりが自然を愛し、環境を守っていこう」という思いを込めてファミリーマートが素材・使用時・廃棄時の環境負荷の低減を基準に開発し、送り出した環境配慮型のプライベートブランド商品。日用品を中心に、約20種類の商品を展開していた「WeLoveGreen」に、新たに文房具カテゴリーを加えることで、同社は環境負荷の低減に努めていく。

 さらに日清食品の環境配慮型商品「リフィル(詰め替え)シリーズ」が、第一興商 のカラオケルームチェーンであるビッグエコー167店舗で2月23日から、軽食メニューとして提供されることになった。同シリーズは、「楽しく食べて、エコスタイル」をコンセプトに2007年3月より発売。コンパクトで省資源のリフィル(詰め替え用)を、洗って何回も使えるカップで召し上がることで、食事ごとに出るゴミの量を削減できる。ビッグエコーが取り組む、地球に優しい環境作りを考える「ビッグエコーエコプロジェクト」の”小さいから省エネ”"ごみの減量”"カップは捨てない”などが、「リフィル(詰め替え)シリーズ」のコンセプトと合致していることから、メニュー化のきっかけとなったという。

 今後も各社、各企業、例えば再使用・再資源化・処理容易性・環境保全性・小型軽量・省電力・長期使用性・包装材のリサイクルなどをはじめ、様々な観点から環境配慮型製品の開発に取り組んでいく。