医師の5% 「昼食をいつもとれない」

2011年02月15日 11:00

 「昼食はいつもとれない」という医師が5%、昼食をとるとした医師の中にもカロリーメイトやカップ麺など昼食がわりにしている医師が少なくないことが医師のコミュニティサイトを運営するメドピアの調査で分かった。

 これはメドピアが今年1月12日から25日までの間に医師を対象に「日々の昼食について」アンケート調査し、2764人から有効回答をえたもの。

 それによると、昼食をどこでとっているかでは31%が病院内の食堂、27%が家庭からの持参、13%が院内の売店の弁当、8%が病院に出入りしている業者の弁当など。これらを合わせると79%の医師が院内で食事をしていた。外食していたのは4%、逆に昼食はいつもとれないという医師が5%にのぼった。

 院内で食事をとる理由では「外に出る時間がない」「診察の合間にさっと済むから」というものが多く、中には「当直すると朝昼晩、院内のコンビニ弁当になる」(30代、消化器内科医)と言う回答など、診察に追われる医師の姿が伺われる結果になった。
(編集担当:福角忠夫)