鳥インフルエンザ対策 内閣一丸で対応 菅総理

2011年01月27日 11:00

 菅直人総理は26日、鹿児島県の農場で飼養されている鶏が高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜であることが確認されたのを受け、同日、総理官邸で開いた鳥インフルエンザ対策関係閣僚会議であいさつし「大変残念な報告ですが、鹿児島においても新たな鳥インフルエンザが確認された。この地域は養鶏場の集積している地域であり、すでに発生している宮崎県と並ぶ、あるいはそれ以上の地域。何としても感染がこれ以上拡大しないように取り組まねばならない」と語り、「緊張感を持って、内閣一丸となって取り組んでいく」姿勢を強調した。

 また、菅総理は対策の要となっている農水省はじめ「鳥インフルエンザが発生している宮崎県において自衛隊、警察庁、国交省も全力をあげて支援いただいているが、鹿児島においてもそういう事態に発展する可能性がある」とし、「いろんな準備に怠りなきようお願いしたい」と要請した。

 農林水産省が24日午後9時現在で示している防疫措置としての宮崎県での飼養鶏殺処分対象羽数は種鶏1万240羽、採卵鶏41万羽の合計42万240羽にもなっており、養鶏の命を引き換えにした防疫措置だけに、一刻も早い沈静化が望まれている。
(編集担当:福角忠夫)