世界最高水準にあるニコンの光学技術を凝縮した実体顕微鏡

2011年01月26日 11:00

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ニコンが2月1日から発売する実体顕微鏡「SMZ745」。内斜系でありながら設計の最適化により実現した7.5倍ズームと優れた作業性を持ち、工業分野や生物分野などさまざまな領域で使用可能なベーシックモデルとなっている。

 ニコン<7731>は、工業分野や生物分野などさまざまな領域で使用可能な実体顕微鏡「SMZ745」を2月1日から発売する。

 同製品は、左右独立した光路系を持ち観察対象物を立体的に観察できる低倍率の実体顕微鏡で、内斜系でありながら設計の最適化により7.5倍ズーム、総合倍率3.35倍~300倍を実現し、広い倍率範囲をカバーするという。また、全反射プリズムの採用で明るく、高コントラストな像が得られるベーシックモデルとなっている。

 肉眼で見るような立体的な観察が可能な実体顕微鏡。特に内斜系はコンパクトで安価ながら高い光学性能が要求されており、ルーチン検査や作業用顕微鏡として使用されている。工業分野では製造ラインでの日常検査、組み立て作業や品質管理などの用途として、生物分野では生きたサンプルの立体観察などに使われているという。

 同社では、このようなニーズに対応するため開発した「SMZ745」の発売をきっかけに、さらなる実体顕微鏡のラインアップ充実を図っていきたいとしている。