菅直人総理は9日、総理官邸で開いた予算編成に関する閣僚委員会であいさつし、来年度予算について「成長と雇用を柱に、元気のいい日本を取り戻す予算編成を行ってほしい」と各閣僚に指示した。
菅総理は「日本は科学技術、人材、信頼という大きな資産を持っており、これを活かせるかどうかはここ数年にかかっている」とし、科学技術を世界に活かしながら、「世界の国々とともに成長し、科学技術を発展させていかなければいけない」と語った。
また、「2週間あまりで来年度予算をほぼ固めなければならない」と重要な時期に入っていることを語り、閣僚に一層の協力を要請した。(編集担当:福角忠夫)