ロシア大統領国後訪問 元島民の気持ち傷つける

2010年11月04日 11:00

 馬淵澄夫国土交通大臣は、2日、沖縄及び北方対策、海洋政策担当大臣としての立場からの発言として、ロシアのメドヴェージェフ大統領が北方領土の国後島を1日、訪問したことに対し「極めて遺憾」との見解を示した。

 馬淵大臣は「今回の事案は、我が国固有の領土である北方領土に関して、我が国の立場と相いれない」とするとともに、「我が国国民、とりわけ長年にわたり問題の解決を切望してこられた元島民の皆様方の気持ちや返還運動関係者の方々のお気持ちを著しく傷つけるものである」と遺憾の意を示した。
(編集担当:福角忠夫)