ダイドードリンコは、35周年を迎えた「ダイドーブレンドコーヒー」と新商品である「ダイドーブレンドスペシャル[微糖]」にキャップをつけ、その中にマクラーレンのトイミニカーを景品として入れるというスペシャルプランを実施している。
1980年代後半から90年前半にかけて、日本国内のF1に対する加熱ぶりは凄まじいものがあった。フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンといった名門チームが誇りを懸け、時速350kmというスリリングな世界の中で、しのぎを削る戦いを繰り広げていた。毎回、世界中のサーキットにおいて注目を集めていたのは、最新鋭のメカ技術が凝縮されたレーシングカーを華麗なテクニックで操るドライバーたち。なかでもHONDAのエンジンを載せたマクラーレンのアラン・プロストとアイルトン・セナ、世界を相手に立ち向かう中嶋悟など、現在でも語り継がれている名ドライバーたちが活躍していたのもこの時代だ。そんな彼らの姿に男の浪漫を感じ、夢中になった青春時代を過ごしたという、30・40代の男性も多いのではないだろうか。
今回、そのマクラーレンが飲料メーカーであるダイドードリンコ <2590>とのコラボレーションで、歴代の人気F1レーシングマシーンを精密に縮小したリアルなトイミニカーの企画に参戦することとなった。これはダイドードリンコの看板商品である「ダイドーブレンドコーヒー」が35周年を迎えたスペシャルプランの一環。先日発売された新商品「ダイドーブレンドスペシャル[微糖]」を加えた2商品にキャップをつけ、その中にマクラーレンのトイミニカーを景品として入れる、というものだ。これまで精密に縮小化することが不可能だという理由で、このサイズでリアルなミニカーを景品として製造していなかったが、ダイドードリンコの協力会社とマクラーレンとのライセンス契約が締結したことで、初めて実現することとなった。
ダイドードリンコは、過去にフェラーリとのコラボレーションによるミニカーの企画や、昨年には国産の歴代人気スポーツカーコレクションと題した5種類の懐かしい車種をカプセルトミカとして企画展開し、好評を博したという経緯がある。コーヒーも車も男性の嗜好品であることから、この組み合わせは男心をくすぐるのかもしれない
期間中は全国に設置されている同社の告知シールが貼付してある自動販売機に入っている2商品がターゲットとなる。担当した鈴木氏は「この企画を自動販売機にて実施することで、当たるか当らないかというワクワク感を皆さまにお楽しみいただきたいです。さらには、ダイドーブレンドコーヒーと同世代の方々に、自らの青春時代を思い出してもらえるような懐かしのツールになってくれたら嬉しいです」と語る。
F1は、一時の過剰なブームは去ったものの、まだまだ世界最高峰のモータースポーツとして確固たる地位に君臨し続けている。先頃行われた今シーズンの日本グランプリ、韓国グランプリも大盛況で幕を閉じた。今年も残り2戦、マクラーレンのトイミニカーを横目に缶コーヒーを飲みながら久しぶりにF1のテレビ観戦を楽しんでみるのもいいかもしれない。
なお、マクラーレンのトイミニカーは全8種類で、景品がなくなり次第、この企画は終了となる予定だ。
(編集担当:宮園奈美)