仙谷由人官房長官は26日の記者会見で、今月28日から31日まで菅直人総理が一連のASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議への出席とベトナム公式訪問のため、ハノイを訪問することに触れ、「菅総理の日本メコン首脳会議、日本ASEAN首脳会議、ASEANプラス日中韓首脳会議、東アジア首脳会議への出席は地域共通の課題に対して取組みを進める上で極めて有意義である」との認識を示すとともに、こうした機会が「菅総理ご自身の考えを東アジア各国首脳に対して発信する好機」と語った。
また、一連の会議終了後、「ベトナムとの戦略的パートナーシップの本格的な推進を図るため、菅総理はベトナム2国間公式訪問として、ズン首相をはじめとするベトナム要人と会談を行う予定」で、滞在中には「当然のことながら中国の首脳とも会談を行う予定で調整している」と答えた。
(編集担当:福角忠夫)