原子力発電プロジェクト受注へ 22日に新会社

2010年10月19日 11:00

 国際舞台で原子力発電プロジェクトに関する提案活動を展開するため、国際原子力開発株式会社が10月22日発足なる。

 これは、電力9社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力)と東芝、日立製作所、三菱重工業、産業革新機構の13社が共同で発足させるもので、資本金は2億円(資本準備金1億円を含む)、代表取締役社長には東京電力の武黒一郎フェローが就任する予定。

 新会社では、当面の目標として「経済産業省など関係者とともに、ベトナム国ニントゥアン省で計画中の原子力発電プロジェクトの受注に向け、建設計画や人材育成計画等の提案など具体的な活動を進めたい」としている。
(編集担当:福角忠夫)