鈴木宗男前衆議院議員 近く収監へ心境綴る

2010年10月19日 11:00

 受託収賄やあっせん収賄の罪に問われ、刑が確定した新党大地代表の鈴木宗男前衆議院議員は、収監時期が近いことから、自身のブログ(ムネオの日記)で「お世話になってきたかけがえのない人達と一年会えなくなるのは、私にとって辛く、申し訳ない気持ちでいっぱい」と綴るとともに「一年の修業に行くつもりで意を強くして、来るべき日に臨みたい」と心境を綴った。

 これは、10月17日付けの同氏の日記で綴っているもので、新党大地の支部や自身の後援会の場で上告棄却や異議申し立て棄却の経緯を説明したことを伝え、「後援会は存続、鈴木宗男が政治活動する限り最後まで行動を共にすると各地区共に決議して下さる」と支持者の支持のあつさに感謝の気持ちを隠せない様子が伺える内容になっていた。

 鈴木氏は「支持者らの気持ちに感謝しながら、私は私の与えられた環境でしっかり頑張っていく」と綴り、新党大地として、特に「取調べの全面可視化」の早期実現に向け、法案の即時成立を求める署名活動を展開していることを示し、活動への参加、協力を求めている。
(編集担当:福角忠夫)