外務省は職員の士気向上にと、川口順子参議院議員が当時、外務大臣就任時に設けた褒賞制度「川口賞」の廃止の可否について検討していることが分かった。
8月時点で鈴木宗男衆議院議員(当時)が「(川口賞が)職員の士気向上に寄与し、ひいては我が国の国益に貢献したと考えるか」と政府に回答を求めたことに対する回答で分かった。
菅直人総理は「当時の外務省職員の士気の向上に寄与するものであったと」としながらも、今後については、現時点では授与する予定はないとし、大臣独自の褒賞制度を創設する気があるのかどうかに対しても、外務省として制度を設ける予定はないと明言した。
(編集担当:福角忠夫)