ヤマハ発動機は、9月29日から東京ビッグサイトで開催される「第37回国際福祉機器展H.C.R.2010」に、軽量型電動車イスや車イス用電動ユニットなどを出展する。(写真は、軽量型電動車イス「タウニィジョイX」)
ヤマハ発動機<7272>は、9月29日から10月1日まで東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される「第37回国際福祉機器展H.C.R.2010」に、今年4月発売の「タウニィジョイX(エックス)」を中心とした軽量型電動車イスや、手動車イスを電動化するユニットなどを出展する。
同社は、1990年代前半より健康・福祉分野への貢献や高齢化社会への対応を目的に、独自の高度な制御技術や駆動技術などを応用した電動車イス製品の開発を進めてきた。1995年には、車イス用電動ユニット「JW?1」を、その翌年には、車イス用電動ユニット「JW?2」を発表。その後は、ユニットのみならず、電動ハイブリッド介助用車イス「タウニィパス」や軽量型電動車イス「タウニィジョイ」を商品化するなど、ユーザーの快適性・利便性に加え、介助者の負担軽減をも追求した車イス作りを行っている。
今回の「第37回国際福祉機器展H.C.R.2010」に出店される同社のブースでは、ヤマハ電動車イスシリーズに実際に乗ることができ、傾斜のあるコースでの試乗走行や、ベッドへの移乗なども体験できるという。
同社では、製品に乗って、触って、使い心地を体感してもらうことで、快適性や利便性はもちろん、ヤマハ発動機としての福祉車両に対する考え方も、より多くの人に知ってもらいたいとしている。
(編集担当:北尾準)