日産自動車<7201>は6日、平成25年3月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は4,546,775百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は287,041百万円(前年同期比7.3%減)、経常利益は275,594百万円(前年同期比6.7%減)となり、四半期純利益は178,296百万円(前年同期比2.8%減)となっている。
当第2四半期連結累計期間における同社グループの売上高は前年同累計期間に比べ1,794億円の増収、営業利益は227億円減少している。これは売上台数の増加や購買原価低減等による増益はあったものの、販売費の増加や研究開発費の増加及び為替変動によるものが主の要因と考えられる。
また営業外損益は持分法による投資利益の減少はあったものの、為替差損の減少により114億円の損失となり、前年同累計期間に比べ29億改善。その結果、投資有価証券売却益の減少はあったものの、災害による損失の減少が響き、経常利益は前年同累計期間に比べ198億円の減益、特別損益は31億円の損失となり156億円改善している。また、税金等調整前四半期純利益は前年同累計期間に比べ42億円の減益、四半期純利益は51億円の減益となった。