人気の浜松広報館など11月から入場料徴収実験

2010年09月17日 11:00

 防衛省は年間入場者が41万人を超える航空自衛隊浜松広報館など、陸、海、空の広報施設のうち、「年間入場者が5万人を超え、施設の床面積が2500平方メートル以上」の3広報施設について、11月1日から入場料を徴収する実験を行う。これまで無料だった。

 対象は静岡県浜松市西山町にある航空自衛隊浜松広報館のほか、長崎県佐世保市上町にある海上自衛隊佐世保史料館(昨年の年間入場者7万5000人)、東京都練馬区大泉学園町にある陸上自衛隊広報センター(14万人)。

 入場料は小学生、中学生、高校生とこれに相当する人については3施設ともに1回200円。18歳以上の人については広報センターと浜松広報館は1回500円。佐世保史料館が1回400円を予定している。

 また、防衛大臣が特に必要と認める人については入場料を減免することができるとしている。なお徴収したお金は国に納められる。

 防衛省では、実験開始前に、実験についてのパブリックコメントを10月13日まで募っている。浜松広報館(エアーパーク)は戦闘機や装備品の展示をはじめ、戦闘機型操縦体験シュミレータなどの設備があり、人気の施設になっている。
(編集担当:福角忠夫)