WR250シリーズに新グラフィック採用の2011年モデルが登場

2010年09月06日 11:00

k100905_011_2

ヤマハ発動機が、9月15日より発売する「WR250R」及び「WR250X」の2010年モデル。スポーティで躍動的な新グラフィックが採用されている。(写真は、「WR250R」ディープパープリッシュブルーソリッドE)

 ヤマハ発動機<7272>は、250ccの水冷4ストロークDOHC単気筒4バルブ・F.I.エンジンを、国内軽二輪オン&オフロードモデルとして唯一アルミ製フレームに搭載した「WR250R」及び「WR250X」について、一部グラフィックを変更し2010年9月15日より発売すると発表した。

 今回リニューアルする2モデルは、2007年11月の発売以来、コンパクトな車体と軽快な走りで、モトクロスコースなどの本格的な走行性能を望むユーザーから、公道のみで走行するという利用者まで幅広い層から支持を受けている。特に「WR250R」は、「ザ・プレミアム・オフロードスポーツ」を具現化し、コンパクトエンジンとアルミフレームのバランスによる高性能な走りを実現したうえ、その斬新なデザインも特徴である。同社の製品広報担当者は、「WR250Rは、現在の国産オン&オフロードバイクと呼ばれているモデルのなかで最もハイパフォーマンスなモデルで、実際にレースに参戦されている方もいらっしゃいます。もちろん市販車ですので、一般公道での走行性能も優れたものとなっています」と語る。

 一方、「WR250X」では「ザ・プレミアム・ストリートスポーツ」を具現化。17インチタイヤを装備し、クールでスタイリッシュなデザインに仕上げられている。さらに、パープリッシュホワイトソリッド1には、新グラフィックを採用し、ロゴの周りにはカーボン調柄を織り込むことで、パワフルでアグレッシブなイメージが加えられた。

 同社は、今回リニューアルすることにより、シリーズ全体で年間2000台の販売を予定しているという。高い走行性能を表現した新グラフィックで、より幅広い顧客を獲得していく構えだ。
(編集担当:山下紗季)