横浜ゴム、温室効果ガス排出量削減に向けた新たな目標を策定

2010年08月13日 11:00

 横浜ゴム<5101>は、温室効果ガス排出量の削減に関して本年度が従来目標の最終年度となることから新しい短期目標を策定。新目標では、同社の国内グループで2008年度から2012年度の5年間平均で基準年比12%削減を掲げている。

 同社はこれまで、国内グループで2010年度までに基準年比12%削減を目標に取り組んできたが、今回は京都議定書に準じて単年目標を改正し、複数年目標とした模様だ。

 環境貢献活動を最重要課題のひとつと捉え、事業活動において発生する温室効果ガスの削減を進めてきた同社は、2009年度には国内グループの温室効果ガス排出量を基準年比21.1%削減しており、2006年度から4年連続で京都議定書の日本目標をクリアしている。従来目標の「2010年度までに基準年比12%削減」は、2008年度に2年前倒しで達成していることになる。

 尚、同社は現在、環境省が推進する地球温暖化防止国民運動「チャレンジ25キャンペーン」への参加やCO2削減、ライトダウンキャンペーンの実施、退社時間に一斉消灯を行う「社内ブラックイルミネーション活動」など社内外の省エネ活動にも積極的に取り組んでいる。
(編集担当:北尾準)