国会議員定数の削減法案 議員立法での対応に

2010年07月05日 11:00

 菅直人首相が国会議員定数の削減法案を早ければ秋の臨時国会にも提出したいとの意向を示していることについて、仙谷由人内閣官房長官は2日、「民主党で法案をつくり、議員立法として提出することになるのでは」との見通しを示した。

 国会議員の定数削減については、消費税の見直し論議を進める上で、まず、国会議員自らが姿勢を示すことが国民の理解を得る前提との認識から、早期に実現を図る必要があるとの判断を首相自らも示している。

 民主党としては衆議院議員の定数を比例代表で80議席、参議院議員で40議席削減することを公約に掲げており、国家公務員の削減と合わせて具体的な成果を示すことが急がれている。
(編集担当:福角忠夫)