7日夕開かれた民主党両院議員総会で新しく幹事長に就任した枝野幸男氏は同日午後6時から就任記者会見を開き、政治とカネの問題については自身の姿勢として「私自身、額は少額だが、今日を機に、企業・団体献金は受け取らない」と表明した。
一方、小沢一郎前幹事長にまつわる政治とカネの問題について、野党が証人喚問などの姿勢を強めるなか、枝野幹事長は政治的責任と法的責任があるが、「幹事長を降りられた」として政治的に一定の責任をとったとの考えを示した。また、法的責任については「一定の配慮が必要」とした。
枝野幹事長は、このほか、菅直人新総理への支持率の高さについて「今度こそ期待に応えてほしいという(国民の)願いと受け止めている」と語り、政権与党として、期待に応えなければならないとの思いを語った。
(編集担当:福角忠夫)